カグデザイナーの毒舌ブログ

自分らしいライフスタイルを厳しく追求

エッセンシャル思考のススメ 番外編 自分で判断のできない大人たち


エッセンシャル思考のススメ 第10章まで書き終わりました。

全20章まであるので、あと半分ですが、ここで終わりたいと思います。

エッセンシャル思考に興味を持った方は、本書をお読みください。

最後に10章までの内容をまとめて、このシリーズは終了とします。

エッセンシャル思考とは、いわゆるミニマリストの考え方であり、日本でいえば禅の精神でしょうか。

 

第1章

lifestar.hatenablog.jp

 

第1章では、エッセンシャル思考の概略が記されております。

非エッセンシャル思考の考え方

みんな・すべて

  • やらなくては
  • どれも大事だ
  • 全部こなす方法は

 

エッセンシャル思考の考え方

より少なく、しかしより良く

  • これをやろう
  • 大事なことは少ない
  • 何を捨てるべきか

 

第2章

lifestar.hatenablog.jp

 

そして、第2章ではいきなり核心に迫っております。

選択することの重要さを解説してありますが、この「選択」の大事さを理解していない人があまりにも多いと思います。

 

自分の人生を思い通りにしたいなら、他人に自分の人生を選択させない

他人に自分の人生を選択させてしまっている人があまりにも多いです。

「上司の言う通りにやりさえすればいい」

「お客様の言う通りにやりさえすればいい」

反対するのは面倒だし、もし、それで失敗したら彼らのせいだ。そんな仕事をしている大人があまりにも多いです。

日本では、学生の頃から縦割り組織を矯正されてきますし、会社に入ってもその延長で「上司や顧客の命令は絶対」という雰囲気が拭えません。

日本の教育システム自体がそうだからしょうがないのかもしれませんが、上司や顧客に判断を委ねるということは、自分の選択権を放棄していることになります。

顧客の言う通りにばかり対応していたら、要求は段々とエスカレートするばかりでキリがないですし、好きなように扱われて、いざトラブルになったら捨てられかねない自体になります。

結果的に、顧客や上司の言う通りに対応するとしても、自分の意見を言うのと言わないのでは、その後の関係が変わってきます。

たとえば、商品の仕様変更するのに、コストがかかるとします。

ダメな大人は、コストがかかることに触れもせず、仕様変更を受け入れてしまうのです。

実際に、うちの会社にはこんな大人のオジサンが何人かいます。

「だれが、その費用を持つんだ?」と聞きましたが、「すいません」しかいいません。

一事が万事、謝れば済むと思っているのです。

 

好ましい選択肢は2つです。

1.コストが上がることに言及し、その分値上げしてもらう

2.微小なコストアップであれば、交換条件をつける。

たとえば、ロットあたりのSKUを減らしてもらうとか、発注量を増やしてもらうとか。

 

相手に恩を売りもせず、その時の流れで仕様変更を受け入れてしまうというのは、あまりにも思考力がないし、そもそも責任感を感じられない仕事の仕方です。

こういう仕事の仕方をする大人は、「お客様のいうことは絶対」と思い込んでいるので、何度指摘しても改善されないのです。

 

第3章

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世の中はノイズだらけで余計なもので溢れている!というのが第3章の解説でした。

 

非エッセンシャル思考

・大多数のものごとが重要だと考える

・どの選択肢も平等に扱う

 

エッセンシャル思考

・大多数のものごとが不要だと考える

・決定的に重要なことだけをとる

 

第4章

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何でもかんでも受け入れてしまうと、キャパオーバーになるから、何かを受けたら何かを捨てよう。というのが第4章のトレードオフです。

要は、「二兎追うものは一兎をも得ず」という日本の言葉でこの章は済むのではないでしょうか。

 

第5章

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「行動する前に、よく考えろ」ということです。

これも第2章の「選択」とつながりますが、上司や顧客に言われたら何も考えずその通りやる。その場は確かに、上司や顧客が満足するかもしれませんが、彼らは神ではないのでその通りやったとしても結果が好ましいものになるとは限りません。

やる前に、どうしてやるのか、それをしたらどうなるのか、ということを考えるべきです。

また、特に忙しい人は、自分の時間を確保することが難しく、誰かと一緒にいれば思考は常に他人の影響を受けやすいから、少しの時間でいいから自分が深く考えることができる時間と場所をつくろうということです。

 

第6章

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本質・核心を見抜く目を持て

正直、ここの章のハードルはかなり高いです。

ここまで来ると、エッセンシャル思考は誰でも身につけられるものではなく、本当に社会で成功したい人のための思考といえます。

 

第7章

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前章までと一転して、「遊び」というちょっと気が抜けてしまうような話。

しかし、思考の柔軟性を養う上では「遊び」は重要なキーワードです。

仕事の中にどうやって「遊び」を取り入れるのかがポイントになります。

 

第8章

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この章も「睡眠」というテーマで、もはやミニマリストとか関係ないんじゃないか、と思ってしまうのですが、「遊び」と同様で「睡眠」も人生で欠かせない時間であり、いかに「睡眠」をよく取るかに寄って、仕事のパフォーマンスも変わってきます。

僕がブラック企業で働いていたときは、毎日睡眠不足だったので、移動の電車内ではいつも寝ていましたし、寝ていても降車駅につくと必ず目を覚ます術を会得したのでした。

 

第9章

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選択するときの基準をもっともっと厳しくしよう!

妥協しないで、90点以上のものを採用しよう!

 

第10章 

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そもそも、あなたは人生の目標を明確に設定できていますか?

もし、目標を持っているとして、あなたの目標を決めたのは、あなたですか?

という内容です。

 

 最後に

ということで、第1章~第10章まで簡単にまとめてみました。

こうやって解説することで本の内容を深く理解できるのですが、正直、エッセンシャル思考は誰にでも必要な思考方法ではないです。

「今の人生思い通りに行っている」と思っている方、もしくは、「自分の人生はこんなもんだ」と人生を諦めている方は、わざわざ実践しなくても良いと思います。

「自分の人生はこんなはずじゃなかった!」「自分の人生を変えたい!」と思う方が実践すべき思考法です。

 

ただし、エッセンシャル思考には弊害があります。

それは、他人とぶつかることが避けられないからです。

いままで「イエス」と言ってきたことに対して、「ノー」と言わなければなりません。

そこでは必ず衝突が起こります。

しかし、その衝突を切り抜けると、自分の欲しかった時間を手に入れることができるのです。

日本人は「空気を読む」「和を重んじる」ことを得意としますが、それはかつての日本では分業化されており、それぞれの役割が決まっていたから、人に仕事を押し付け合うこともなく黙々と自分のやるべき仕事をこなせたのでした。

しかし、欧米化された拡大思考の日本で空気を読んでばかりいたら、自分の「選択権」を放棄したことになり、会社や顧客の言いなりのまま一日一日が過ぎてゆきます。

エッセンシャル思考を実践すると、「頑固」だの「自己中」だのと言われるかもしれませんが、言わせたい人には好きなだけ言わせておけばいいし、余計な仕事を断って空いた時間で、自分のための自己投資や家族との時間に割くべきだと僕は思います。

会社や親、上司に選択権を任せ、自分で判断のできないに大人になる。これも実は楽な生き方です。苦しまなくて済みます。

エッセンシャル思考を実践する前に、自分の人生をどうしたいのか

まずはそれを考えてみるのが必要です。

 

エッセンシャル思考をもっと知りたい方は、本書をお読みください。

エッセンシャル思考 [ グレッグ・マキューン ]