カグデザイナーの毒舌ブログ

自分らしいライフスタイルを厳しく追求

エッセンシャル思考のススメ 第10章 目標-最終形を明確にする

 

ひとつの目標を、立ち止まらずに追いかける。

それが成功の秘訣です。

で、はじまる第10章。

目標を決めたら、それに向かってひたすら進むだけでいい、ということは誰もがわかっているし、大なり小なりの目標を誰もが達成した経験があるはずです。

しかし、自分の人生の目標を設定せずに、なんとなく惰性で生きている人があまりにも多い。

自分の人生の目標を決めるのは、親でも上司でもない、自分しか出来ないはずです。

それなのに、親や会社に依存してしまうと、他人が設定した目標に対しては突き進むが、自分の人生の目標を設定せず、自分の人生はおざなりにしてしまう。

例えば、会社の売上目標を達成するために、営業一人ひとりに売上の目標を設定し、社員はその目標を達成するために一生懸命働く。そして、目標を達成する。

その目標を達成したら、人生は変わるか。

おそらく、大してかわらない。会社はさらなる目標を設定して、社員のケツを叩くか、ボーナスや昇進という餌をぶら下げてさらに働かせる。最終的にこの終わりのないレースに勝ちのこれるのは、一人や二人です。

そんな、会社の設定した目標よりも、自分が将来どうなりたいのかという目標を明確にして、本質的な目標を自分の人生に設定するべきです。

自分が設定した目標を、会社の昇進レースに落とし込んでもいいですし、会社のでの仕事はほどほどにして、自分が本当にやりたいことに向かって突き進む方法もあります。

大事なのは、明確で本質的な目標を設定することです。

 

 「かなり明確」を「完全に明確」にする

本書では、「完全に明確」な目的(目標)のない会社の弊害を上げています。

目的が明確でないとき、人はどうでもいいことに時間とエネルギーを浪費する。これまで数多くの会社を見てきたが、その弊害は大きく2つのパタンとして表れてくるようだ。

 

パターン1 社内政治が蔓延する

まず最初のパターンとして、上司の気を引くための社内政治が蔓延する。仕事のゴールが見えず、どうすれば勝てるかわからないので、「上司の歓心を買う」という不毛なゲームに逃げ込んでしまうのだ。

~中略~

パターン2 何でも屋になる

もう一つのパターンは、リーダーの求心力がなくなり、各自がバラバラに動き出すことだ。会社の明確な方向性が見えないので、それぞれ目先の利益のための行動するようになる。

パターン2については、仕事以外にも当てはまる事例が多いです。

あまりに多くのことに少しずつ手を出していたら、本質的なゴールにはたどり着けません。努力の方向性がバラバラで、成果が足し算されないからです。

だから、第五章にでてきた、行動する前に考えることが大事なのです。

解説 エッセンシャル思考 第5章 考えるためのスペースをつくる

何も考えず、言われたとおりに動くのは、すごく楽なことですが、思考のない行動には成果は表れません。明確な目的をもって、その目標を達成するためにはどうしたらいいのか、しっかりとした思考をした上で行動を起こすことが大事です。

それで、失敗があれば、やり方を変えるなどして、軌道修正していくことです。軌道修正せずに諦めてしまう人も非常に多いです。

 

 本質目標を決める

それでは、どのように本質目標を決めればよいのか。

下記は会社の本質目標設定指針ですが、個人にも当てはまる部分があると思います。

あなたの「生き方」についても考えてみてはいかがでしょうか。

 

  • 具体的かつ魅力的な戦略
  • 意味があり、心に残る本質目標
  • 一つの決断によって、その後のあるゆる決断を不要にする

例えば、「弁護士ではなく医者になる」とまず決めておけば、何を学ぶべきか明らかになるので、それから何年間も、よけいな選択肢をかんがえずにすみます。当たり前といえば、当たり前のことですが、そこまで到達せずに諦めてしまう人が多いのも事実です。

本質目標を常に念頭において行動すれば、人生がブレずにすみます。

今回は、第10章の最後の部分を引用して終わります。

人生の本質目標を決めるのは、容易ではない。勇気と洞察力を持ち、自分の力を最高に発揮できる行動を見定めなくてはならない。そのためには、タフな問いに答えることが必要だ。トレードオフを直視し、本質から外れたものごとを断固として切り捨てなくてはならない。

厳しいが、やるだけの価値はある。本当に明確な目標だけが、自分や組織の力を最大限に引き出し、真にすぐれた成果を可能にしてくれるのだから。

なお、ここの解説は僕の独断と偏見に基づいたものであり、

著者の本意とずれている場合もあります。

エッセンシャル思考をもっと知りたい方は、本書をお読みください。