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カグデザイナーの毒舌ブログ

自分らしいライフスタイルを厳しく追求

解説 エッセンシャル思考 第7章 遊びー内なる子供の声を聴く

 

賢い人はちょっとしたナンセンスを楽しむものだ

ロアルド・ダールという作家の言葉からはじまる第7章です。

この章の解説は正直難しいです。

僕自信も、「遊び心がいかに大切か」ということを考えたことがなかったからです。

それに、どちらかというと、僕は真面目な考え方が好きで、大事な話をしているときにいい加減な話をされると、イラッとする方です。

しかし、遊び心が物事を打開するきっかけ、いわゆるイノベーションを起こすもとになることもあります。まずは本書に沿って解説していきたいと思います。

 

欧米の社会も日本と同じ問題を抱えている

最近、洋物の本を読むようになったのですが、こっち系の本を読んで感じることは、

「欧米も結局日本と同じような悩みを抱えているんだなぁ」

ということです。

このエッセンシャル思考の本でも、働きすぎて倒れた人の話や、仕事ばかりして家族を大切に出来ない人の話などでてきますが、日本の社会に当てはめても自然に感じられます。

そして、学校教育についても同様なようです。

英語の「SCHOOL」という単語は、ギリシャ語で「楽しみ」を意味する言葉から生まれた。それなのに現代の学校は、学びから楽しみを奪ってしまった。教育と創造性に関する研究で名高いケン・ロビンソンは、学校が創造性を殺す、と主張している。

「私たちは教育のファストフード化を容認してきました。その結果、まるでファストフードが体をむしばむように、教育が精神を弱らせることになってしまいました。・・・あらゆる偉業は、想像力から生まれます。ところが現代の教育システムは、まさに想像力を奪い続けているのです。」

欧米の教育というと、日本ほど型にはめ込まないイメージが有るのですが、結局は現代の教育システムは凡庸性を植え付けているだけのようです。

とはいえ、同様の教育を受けて育った我々大人が、子供を教育したら結局同じことです。例えば、両親だけで子供を育てたら、学校にいかせなければ、創造性豊かな人間になるのか、というとやはりそうではないです。

子供にとっては、学校という土壌は必要なのですが、それだけだと凡庸な人間に育ってしまうため、親が子供たちの想像性(創造性)を育てられるか考えてあげなければなりません。

 

精神は遊びをもとめている

 

動物や幼児は遊びを通して知能を発達させて行きます。

猫や犬はじゃれ合って、子供はおもちゃで創造的に遊びます。

 

僕の子供はいま2歳ですが。

たとえば、彼にポップコーンとトラックのおもちゃをあたえるとどうするか。

ポップコーンの袋からポップコーンを掴み、トラックの荷台にポップコーンを載せます。

そして、その荷台のポップコーンを口に入れます。

大人ならまずしない行為です。おもちゃで遊びながらポップコーンを食べるのです。

しかし、それの子供の行為を見た多くの大人が、

「おもちゃは汚い」と言ってその行為をヤメさせてしまうでしょう。

そうすると、子供の創造性はひとつ失われてしまうのです。

 

でも、この大人がしない発想こそにイノベーションを起こす可能性が含まれているのです。

 

遊びが大切な理由1

遊びは選択肢を広げてくれる。

ー中略ー

あのアインシュタインも、次のように語っている。

「自分自信や自分の考え方を振り返ってみると、有用な知識を覚える能力よりも、空想する力のほうが大きな位置を占めているようだ。

 

遊びが大切な理由2

遊びはストレスを軽減してくれる。ストレスは生産性を下げ、好奇心や創造性の働きを弱める。

 

遊びが大切な理由3

遊びは脳の高度な機能を活性化する。

ー中略ー

精神科医ハロウェルはこう述べる。

コロンブスは遊んでいるときに、地球が丸いことを思いついた。ニュートンはぼんやりと心を遊ばせているときに、木から落ちるりんごを見て万有引力の着想を得た。ワトソンとクリックはDNAの形を遊び半分で空想していたとき、二重らせんという形に行き着いた。シェイクスピアは言葉遊びを生涯やりつづけた。モーツァルトは寝ているとき以外はつねに遊んでいた。アインシュタインは実験という行為こそ、精神が遊びを求めている何よりの証拠だと考えた。」

 

補足になりますが、日本でいう「大人の遊び」というと「女遊び」のイメージがありますが(おれだけか?)、ここでいう遊びとは想像力を育む遊びのことです。

具体的に言うと、カードゲームや麻雀や囲碁・将棋などが大人の遊びでしょうか、ポケモンGOやオンラインゲームに想像的な要素がどれほどあるかはわかりかねます。

僕は昔ゲームにハマりましたが、いまでは卒業しましたしたので、唯一の遊びは旅です。

旅といえば、"ハイパーメディアクリエイター"として知られる高城剛氏の言葉でもってこの章の解説は終わりたいと思います。

「アイデア(の質、量)は移動距離に比例する」

 

次回へ続く>>

lifestar.hatenablog.jp

lifestar.hatenablog.jp

 

なお、ここの解説は僕の独断と偏見に基づいたものであり、

著者の本意とずれている場合もあります。

エッセンシャル思考をもっと知りたい方は、本書をお読みください。