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カグデザイナーの毒舌ブログ

自分らしいライフスタイルを厳しく追求

Stuttgard シュトゥットガルトのヴァイセンホフ・ジードルング

 

 

2009年11月15日 Stuttgard シュトゥットガルト

EUに限ったことなのかわからないけれど、
少なくともドイツにおいては芸術が人々の生活に密着しています。

というのは、生活する場所に必ず絵が飾られているんです。
それは私の住んでいる寮もそうだし、学校も教室も廊下もスペースがあれば絵がかかっています。
それはモネやゴッホルノアールなど知っている絵もあれば、まったく知らないのもあります。
建築家の建物のドローイングなんかもあったりして、生活に彩りを与えています。

街を歩いていてもそう。
ハイデルベルグにはハルプトストラーセ(Hauptstrasse:中央通りの意味)と呼ばれる商店街があります。

ゆっくり歩くと30分くらいかかる道だが、
その間に、アコーディオンやギター、フルートやバイオリンを引いている人たちが何人かいます。
もちろん道には絵を並べて、似顔絵を描いてくれる画家もいます。
週末には大道芸人がやってきて人々が輪になって囲んでいます。

日本にももちろんそういう人たちいますね。
でもそれは限られた場所でしかないし、逆にどこでもやっていいわけではないです。


ドイツにいるとやはり芸術との距離は近く感じます。

建築に関してもそう。

日本人は建築家の名前をあんまり知りませんよね。(最近建築家は話題だぜ!IN 2016)
こないだ亡くなった黒川紀章はTVに出てたりしたから有名だったけど、
あとは丹下謙三とか安藤忠雄あたりは知ってる人も多いでしょうか。

でも知らなくてもしょうがないと思います。
それは学校で教えてくれることではないですから。


では、コルビジェ、ミース、ライト
この名前を聞いてピンとくる人はどれくらいいるだろうか。

建築を学んだことがある人なら誰でも知っています。

この人達はモダニズムの3大巨匠と呼ばれる建築家。
建築界では神みたいな存在になっていますね。


モダニズムアールヌーボーの後におこりました。
第一次世界大戦の少し前です。

産業革命の後、ガラス・鉄・コンクリートという新しい素材を用いて、
新しい建築の形を提案しようとした人たち。

今までの装飾を否定し、シンプルな空間を作ろうとしました。


コルビジェはスイス生まれ。
ミースはドイツ生まれ。

ドイツ人はミースを知ってる人が多いし、学校で知り合ったフランス人もコルビジェを知っていました。

現代建築を学ぶとき、まずこの人達を学ぶ。
それは、宗教のためではない現代建築を作るための基礎を提案した人達だからです。
言いかえると、いまの現代建築家はこの人達の手法を取り入れて設計しています。


建築の歴史を振り返ると、宗教の歴史と切り離すことはできません。

世界遺産に登録されているもので宗教建築と呼ばれるものが多いです。
モンサンミッシェルサグラダファミリア法隆寺
みんな宗教建築ですよね。

建築は権力の象徴でもありました。
キリスト教でもカトリックプロテスタントと別れる中で、
自分の宗教の力を表現するため、より高く豪華な建築を作ろうとしました。

日本も同じ、大きい大仏や五重の塔を作ろうとしたのも権力を象徴するためでした。
奇しくも世界遺産に登録されている日光東照宮
ここには徳川家康を神として祭られていいます。
徳川家の絶対的な権力を見せつけるため豪華な装飾が施されています。
これは江戸の都市計画もした天海和尚が家康が死んだあとに作り上げたものです。
(ドイツの建築家ブルーノタウトに過剰な装飾は醜いと指摘されました。 )

そう、建築は宗教とともに発展してきたのです。


しかし、現在宗教と切り離された現代建築の神として君臨しているのがやはり、ミース、コルビジェ、ライトらしいです。


しかしモダニズムはシンプル化を図ったものであったため、単純でつまらないものも少なからず生まれた。
そのため、装飾回帰的なポストモダンと呼ばれるものが1960年代に入ると流行った。



そんなことを考えながら先週Stuttgard(シュトゥットガルト)へ行ってきました。
ヴァイセンホフ・ジードルングには、モダニズムの巨匠たちの建築が並んでいます。
いわゆる建物園的な感じです。

ヴァイセンホフ・ジードルングへの行き方は
シュトゥットガルト駅から地下鉄のU7に乗り、終点のKillesberg Messeへ
あとは、標識があるのでたどっていくとたどり着きます。

 

ヴァイセンホフ・ジードルング/ル・コルビジェ

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ヴァイセンホフ・ジードルング/ミース・ファン・デル・ローエ

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